震災から半年・・・ [東日本大震災に思う事]
大震災から、早いもので、半年以上が過ぎた・・・
あっという間だった気もするし、まだそれだけしか過ぎてないのか
という気持ちと両方ある。
大きな何かに遭遇した時には、必ずそう感じるように・・・
震災後、変わってしまったものと、変わらないものとが、はっきりした。
上の写真は、私がパソコンと向き合う、窓辺の机からの風景。
震災後、父と部屋を交換し(前述)、日当たりは、悪くなったけれど
起きたその瞬間から、外の様子が見えて、木々の揺れる風景から、空が流れる様子
鳥のさえずり、お隣のお家の洗濯物(笑)までも、楽しめるので、心地よくて、いつまでも居てしまう。
ご近所の、大好きな一人暮らしのおばさんが、廃屋になった家の周りの電柱に
朝顔を絡めてみたり、切り倒してあった木のまわりに、ペチュニアを寄せ植えしたりして
殺風景だった道端が、いつの間にか、通るたびに、楽しみな道端になっている♪
ちょっとした遊び心・・・いくつになっても持ち続けたいものです。
震災後も、お互いに、お惣菜を交換したり、息子も水汲みを手伝ったり
このあたりには、まだまだ昔ながらの付き合いが残っていて、フラフラしたくなる(笑)
半年たった今も、まだまだ復興には程遠く、様々な問題が山積みなのだろうけれど
メディアの偏った報道からは、きっと見えてこない普通の生活、
そして、賢い福島の人達の、知恵に満ちた生活も、
復興の色々な活動と同時進行で、静かに営まれている。
きっと、今私達は大変な状況にあるのだろうけれど、
復興していく力の一環になりたいと決めた者達が、ここに残り
一緒に将来の為に、力を使っていけることは、ワクワクし、
楽しみでもあり、誇らしくもある。
一人ひとり、環境も、状況も、考え方も違う中で、
今、様々な選択をせざるを得ない状況となり、
何が正しく、間違いかが特定できない中、自己決定をするしかなく
選んだら、その中で、楽しく、賢く、前を向いていく事なんだろうな思う。
自分で決めて動いた結果、意外に明確になるものも見えてきたりして
以前より、やりやすくなったり、協力しやすくなったりすることも
でてくるのかもしれないな・・・と楽観的に、思ったりしているところです。
震災前から福島(特に梁川)が好きと言ってきましたが、
震災後、さらに好きになりつつある福島です。
♪♪Need you baby ふくしま♪福島がすき~♪♪♪