小さい力の結集 [雑記]
25日の日曜日に、母の語り部30周年を記念して出版した本の
出版記念パーティーを開催しました。
80歳を迎えた母は、これを最後のイベントに、冥土の土産にする(笑)と
元気に見えても、ボロボロの体に鞭打って、この日まで頑張っていました。
ずっと暖めていた企画でしたが、今回の震災後の自粛ムードで
どうするか考えた末、語り部として30年歩んだ集大成として、
お世話になった方々に感謝をしめしたいと言う、母の強い気持ちに動かされ、
心のこもった、アフタヌーンティーパーティという形でやろう
ということになりました。
本の打ち合わせでは、母と兄が毎日のように打ち合わせ、
時々、バトルも聞こえてきました。
食事の方は、兄と義姉と私とで、何度も打ち合わせを繰り返し、企画を練り
それに、兄の会社のスタッフと、私の仕事仲間と友人達が、
本当に、沢山沢山時間と労力を使ってくれました(感謝)
父は、原稿用紙に書いた母の原文の、パソコン入力担当、
何度も消えた~とか、書いた文が見つからないとか
82歳となる父にとっても、長いストレスフルな仕事だったはずです。
夫のジョニーは、アラスカへ行く前に、記念品となるターコイスのストラップを
一つ一つ、ごつごつした手で、丁寧に完成させていきました。
息子の役割は、母にとっては、なんと言っても癒し担当~(笑)
全国からお祝いに来てくださった方々は、160人ほど・・
記念品として、母の本と、夫のストラップ、そしてクッキーをという
母のリクエストに答えて、焼きましたとも・・・
クッキーの詰め方も、友人達が手伝ってくれたので、
本当に悲壮感を持つことなく(笑)話しながら、楽しくあっという間に
(と言ってもかなりの時間はかかりましたが)できました。
今回、週一で、お菓子を焼きに来ているEちゃんも、得意のシフォンを担当
結婚を2週間後に控えて、トンでもなく忙しいHちゃんは、抹茶のバターケーキ担当
数が半端じゃないので、本当に大変だったと思います。
でも、そうとう自信になったかな・・・ありがとう
ケーキ一人で焼く事考えたら、倒れそうだけど、
本当に心強く、頼りになりました♪
そして、ずっと同じ形に丸めてくれたり、材料計ってくれたり・・と
地道な作業を楽しく手伝ってくれた仲間達も、ありがとう♪
ケーキの前の、前菜は、義姉担当~
東京で仕事をしていて、忙しい中、食材集めに奔走してくれて、
パーティ前日夜遅くに帰ってきてからの準備・・・
私には、全くないアイディアに、いつも感動させてくれます。
小さなココット型に入った可愛いプリンも大好評♪
大忙しの中、ありがとうKちゃん~
これは、最後に、抹茶と一緒にお出ししたびっくりプレート!
母には、内緒で、幸多かれと言う事で、母の幸子の幸をとり
焼印を特注し、一つ一つ卵に焼印を押しました。
前日の夜遅く、釜持参で牡丹餅作りに来てくれたFちゃん、
皆美味しい美味しいと言ってたよ~ありがとう。
今回のパーティーで、沢山学ぶものがありました。
皆さん、本当に喜んで下さり、母も大喜び♪
全て手作りのこの企画。段取りをちゃんとしていたつもりでも
当日、とにかく時間に追われまくり・・・・
本当に皆一人ひとりの力が、結集して出来たパーティだと
心から思います。
一つ一つは小さな力でも、集まると本当に、すごいパワーになって
何かが作り上げられていくんだな~と当たり前の事を
身をもって体験できた、素晴らしい一日でした。
本当に、手伝ってくれた皆さん、ありがとうございました~
そして遠路はるばる、母のために、パーティーに参加して下さった皆様
ありがとうございました。これで、母はまた長生きしそうです(笑)
もうこれで、いつ死んでも悔いはない・・とは言っていますが、
肌はつやつや、お礼状書いたり、アルバム整理したり、
すでに、語りにあちこち行っている母を見ている限り
まだ暫く、元気に語り続ける事間違いなしのようです。