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出来る事 [東日本大震災に思う事]

7月2日に書いて、そのまま下書きに入ったままだった記事。

随分前の事のようにも思えるが、そこからさらに、事態は好転するわけでもなく

次々に新しい問題が出てくる出てくる・・・

「震災復興、放射能問題、洪水災害、大飯原発再稼動、消費税10%、

書いても書いても書ききれないほど、問題が山積み・・

野田首相の顔に全く表情がない。

お国のトップとして、最大の山場を迎えている中で

様々な決断を迫られているわけで、まあ覚悟してなったわけだろうけれど

鬱気味にもなるだろうな~とお察しします。

先週、兄夫婦が、原発をキッパリやめたドイツの、エネルギーの現状を視察に行って来た。

止めるまでの道のり、国民一人ひとりの意識、準備、覚悟、人のせいにしない国民性

予想を遥かに超えて、学ぶ事が多かったと言っていました。

原発依存の日本で考えている脱原発のあり方。。

考えていた事と、全く違っていたことも沢山あったと。

実際に始まっている所を、見ると見ないでは、進み方も違うし、

見たものと、見てないものとの意識さが出るのも当然。

全てにおいてそうなのだろうと思うけれど、その中で、自分の役割というものが必ずあるのだろうし、

置かれた状況の中で、それを冷静に見極めて、自分の出来る事をやるしかない。

私も、様々な問題をしっかり見て、なるべく偏らない情報を集め、

自分の出来る事、やりたい事をちゃんと、選んでいきたいとは常々思っております。

大飯再稼動反対のデモに、今までにない数の人達が参加したらしい。

参加してる人も、してない人も、

本当に様々で、どれが正しくて、間違っていて・・という判断は容易にはできない現状。

ただ一人ひとりが、ちゃんと、様々な問題に意識を向けるということは、

怠ってはいけない事だと思います。」

なんだかな~


震災から一年を迎えて [東日本大震災に思う事]

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東日本大震災から昨日で一年。

一昨日までは、「その日は意識せずに普通に過ごそう」と思っていました。

でも、そう思ってる時点で、相当意識してますけどね(笑)

どこかで11日を迎える事を、怖がっている自分も居て、

その日を超えたら何だかわかんないけど、大丈夫。。。(笑)何が?

と思ったりもしていました。

昨日は朝から、「今日はどうやって過ごしたらいいか」とか考えたりもしたけど

一日中特集番組をやっていたし、見るつもりはなくても、やはり

見過ごす事はできずに、見てしまい、涙がこぼれ・・気持ちが重くなったり

色んな気持ちが、また渦巻いて、何もする気になれず、ダラダラと・・・

買い物に、DVD返しに、頼まれたケーキを焼くとか、色々やる事はあるのに

エンジンかからず、結局2時から動き出し、

家に居ようと思っていた2時46分には、

出先のスーパーの肉売り場の前で、私は静かに黙祷していました(笑)

確かに普通の生活の中で、その時を迎えることは出来ましたけど・・・

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花が植えてある庭の木箱の隙間から、草花が力強く伸びていました。

とりあえず、一年が過ぎ、また今日から一日一日

2年目の区切り目に向けて、普通に前向きにやる事をやっていこうと思います。

この一年間、沢山の励ましの言葉や、支援物資、変わらぬお付き合いを

下さった皆々様、本当にありがとうございました。

心の底から、感謝しています。

ノンビリ息子も受験も終え、希望高校に合格し

明日、卒業式を迎えます。

 

 

 


新春トマト♪ [東日本大震災に思う事]

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いわきの知り合いの方から、素晴らしい見たこともないトマトを送って頂きました。

信じられないほど甘くすっぱく、味の濃い素晴らしいトマト。

一生懸命頑張ってる気持ちと、行動力がしっかりと伝わってきました。

いつも以上に、大事に一つ一つ味わって頂いています。

沢山の言葉も、説明も要りません。

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でも、悲しい事に、我が家のすぐ近くの野菜の直売所が

暫く年明けからお休みすることになりました。

直売所のスタッフの方と年末色々話しましたが、

いくら線量を計って、数値を出して大丈夫と言っても、

若いお母さん方が本当に、買いにこなくなった。。と

自分も小さい子供が居たらと思うと、それも仕方がないね。

100㌫の確約はないからね~誰もわかんないしね。

まっ街で会ったら声かけてよ~寂しいもんだねと

笑顔を見せてくれましたが・・・・悲しいです。


アンポ柿 [東日本大震災に思う事]

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我が町の、特産品と言えば、夏は桃、冬はアンポ柿(干し柿)

そのどちらも、今年は原発の問題で、大打撃を受けた。

特に柿は、干す事で、放射能が凝縮されてしまうとの事。

アンポだけで10億以上の収益だったと、今回初めて知り驚いた。

桃で大打撃を受けた農家の方々、アンポに望みを託したのに・・・・

直接作っていない私でさえも、腹が立ち、やるせないのに

ダブルパンチを受けた農家の方々の気持ちを思うと、本当に言葉もない。

長い年月をかけて、大事に育ててきたものを、処分する気持ちは

私には、到底想像する事はできまい。

賠償の手続きをするのに、まず実った柿を採り、証拠写真を撮り(怒)

土に埋めるなり、捨てるなり、自分達でどうにかするとの事らしい。

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皮肉な事に、今年は、桃も柿も豊作、しかも大変甘くジューシーで美味しい。

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曇り空に、はっきりしたオレンジ色の、処分された柿の塊が、異様だけれど、美しく

それが、何だかとても悲しかった。

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震災から半年・・・ [東日本大震災に思う事]

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大震災から、早いもので、半年以上が過ぎた・・・

あっという間だった気もするし、まだそれだけしか過ぎてないのか

という気持ちと両方ある。

大きな何かに遭遇した時には、必ずそう感じるように・・・

震災後、変わってしまったものと、変わらないものとが、はっきりした。

上の写真は、私がパソコンと向き合う、窓辺の机からの風景。

震災後、父と部屋を交換し(前述)、日当たりは、悪くなったけれど

起きたその瞬間から、外の様子が見えて、木々の揺れる風景から、空が流れる様子

鳥のさえずり、お隣のお家の洗濯物(笑)までも、楽しめるので、心地よくて、いつまでも居てしまう。

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ご近所の、大好きな一人暮らしのおばさんが、廃屋になった家の周りの電柱に

朝顔を絡めてみたり、切り倒してあった木のまわりに、ペチュニアを寄せ植えしたりして

殺風景だった道端が、いつの間にか、通るたびに、楽しみな道端になっている♪

ちょっとした遊び心・・・いくつになっても持ち続けたいものです。

震災後も、お互いに、お惣菜を交換したり、息子も水汲みを手伝ったり

このあたりには、まだまだ昔ながらの付き合いが残っていて、フラフラしたくなる(笑)

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半年たった今も、まだまだ復興には程遠く、様々な問題が山積みなのだろうけれど

メディアの偏った報道からは、きっと見えてこない普通の生活、

そして、賢い福島の人達の、知恵に満ちた生活も、

復興の色々な活動と同時進行で、静かに営まれている。

きっと、今私達は大変な状況にあるのだろうけれど、

復興していく力の一環になりたいと決めた者達が、ここに残り

一緒に将来の為に、力を使っていけることは、ワクワクし、

楽しみでもあり、誇らしくもある。

一人ひとり、環境も、状況も、考え方も違う中で、

今、様々な選択をせざるを得ない状況となり、

何が正しく、間違いかが特定できない中、自己決定をするしかなく

選んだら、その中で、楽しく、賢く、前を向いていく事なんだろうな思う。

自分で決めて動いた結果、意外に明確になるものも見えてきたりして

以前より、やりやすくなったり、協力しやすくなったりすることも

でてくるのかもしれないな・・・と楽観的に、思ったりしているところです。

震災前から福島(特に梁川)が好きと言ってきましたが、

震災後、さらに好きになりつつある福島です。

♪♪Need you baby ふくしま♪福島がすき~♪♪♪


ひまわりを見て思う [東日本大震災に思う事]

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ちょっと、ピントがずれてるけれど、我が家の畑にそびえ立つ、ひまわり

3メートルはあるよ・・と息子に言っても信じてくれなかったけれど、

昨日、犬の散歩の途中で立ち寄った彼が

「本当だった・・・確かにでかい、そして茎が太い・・・・!」と(笑)

このあたり中に、ひまわりが咲きまくっている。

放射能を茎が吸収するとかで、色んなところから

種が沢山配られた。学校からも、復興支援なんとかプロジェクトからも・・・

でも、これをどのように処理するか、いかほどの効果があるのか・・

はっきりした答えが今だ得られてないのも事実。

全てはじめての事で、明確な答えを求める側と、研究中の側の答えと

曖昧な国側の答えとが、とにかくゴチャゴチャしてるのが現状・・・

ひまわりのある景色は、大好きなので、視覚的にはOKなのだけれど

やっぱり複雑な気持ちになる。

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息子達は、今週木曜日から2泊3日で、大阪・奈良・京都方面へ修学旅行に出かけます。

4月の予定が、震災と原発の問題で延期になり、ようやく実現の運びに。

先に行ってきた、他の中学校の生徒が、旅行中に差別を受けた話とか、

福島ナンバーのバスに、石をぶつけられた話とかを、聞いたりした子供達が、

楽しみだけど、そういう事されたりしたら、やだな~などと話してるのを聞くと

何も悪いことしてるわけじゃないのに、可愛そうだなと思います。

でも、そういう人って、きっと少しだし、いい人達も沢山いるから

馬鹿たれだな~可愛そうな人だなと思っちゃうしかないね、と話しました。

とにかく、無事出かけて、楽しい思いを沢山して、

元気に帰って来た息子や友人や、生徒達から土産話を聞くのが

今から楽しみです。

皆さん、もし、旅行中、子供達を見かける事がありましたら、

温かく見守ってくださいませ~


ひまわり [東日本大震災に思う事]

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震災後、種をまいたヒマワリが、そこら中で、咲き始めている・・・・

夏の花、元気の象徴、笑顔、明るさ・・そんな正のイメージしかない花だったけれど

セシウムを吸収するから・・・という本来の理由があるんだな~

でも、そのおかげで、フランスの田舎みたいに、ゴッホの絵みたいに

そこら中、ヒマワリだらけの福島なんていうのも、中々素晴らしい♪

この写真は、我が家の台所から、見えるご近所のヒマワリ

台所に立つたびに、この光景が目に入ると、なんだかやっぱり元気になる。

家の畑にも、沢山種をばら撒いたら(笑)

しっかり、大きくなり、2メートルほどに、まもなく花も見ごろ!IMG_6608.gif

先日、飯舘村のドキュメンタリー番組を、NHK特集で見た。

悲しみ、怒り、あきらめ、忍耐、頑張り、希望・・・

言葉を失い、涙がこぼれた。

当事者の方々を思うと、その想いを想像することはできても

同じ辛さを共有することは到底出来ない。

同じ痛みを体験したものは、その痛みを心から共有することはしやすい

でも、同じ体験をしていないから、出来る事もあるのだと思う

当事者にならないと、理解できないことが、この世の中には溢れているのだろうと実感。

そして、同じ体験をしたとしても、個々が感じるもの、学ぶものも違うのだろうし・・・

色々考えていても答えも見つからないので、

結局、自分の置かれた状況下で、今出来る事を一つ一つ

やっていこうというところに、行き着きます。

今、放射能だけが、悪者になってるけれど、放射能以外にも

悪玉菌は、沢山居る居る、あるある~

皆で寄ってたかって、攻撃作戦がここでも、でてきちゃったか・・と

元々あるこの独特の、どうしても好きになれないやり方に

愕然として、悲しくなります。

放射能から子供を守れと、ヒステリカルになっている一部の方々が、

子供の前で、タバコをスパスパ吸っていたり、

農薬たっぷりの野菜や、劇薬入り中国食品を、日常的に使っていたり、

母子非難しない選択をした人達を、差別したり・・

矛盾したことが、色々見え隠れするけれど、

日常の中で、できるだけ、楽しみごとを見つけ、笑いを探し、

とりあえず、無理なく夏を乗り切ろうと思っています。

真っ赤に染まった朝の空、真っ青な空と黄色いヒマワリ

畑で見る夕日、夕立の後の、あの何とも言えない懐かしい空気感、

暑さでとろける美味しいソフトクリーム、皆で食べる冷えたスイカ、

扇風機の前で、「あつ~い」とほざきながら、ダラダラ過ごす午後のひと時、

息子達野球チームが、炎天下で見せてくれた、感動的な逆転劇の試合などなど

日常の中にも、楽しい事が、沢山あります♪

笑って、元気に暮らすことで、免疫力も高まったりするし、

日々のそういう一つ一つが、結局は、先につながるのだと思うし♪

変な「まとめ」になってしまいました(笑)が

こんなもんな私。。。

 

 


時々吠える・・・ [東日本大震災に思う事]

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例年なら、梅雨の時期もまた良し・・・とか何とか言ってた私だけれど、

今年は、複雑な思いを抱きながら、一昨日、東北地方も梅雨入り

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原発問題、放射線、風評被害、余震・・・

加えて、梅雨入り、大雨、雷

「もう、ふざけないで、勘弁してよ~十分辛い思いしてるよ」

「東電社長辞任?またそういう方法?対岸の火事だよな~

家族が避難所生活することになったら、どうだろう・・

水汲みに行ってみるといい。ローソクで暮らしてみるといい。

私達は、何も悪いことしてないのに・・・

自然災害は、どんなに辛くても、沢山のものを失っても

どうにかして、受け入れていかなければならないのだろう・・昔から

でも、今回の、この原発問題は、準備不足のまま、手を出してはいけない領域に

入ってしまったんだよね・・・そして想定外もないでしょう」

そんなどうしようもない怒りの気持ちが、時々大きくなる。

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そして、そんな気持ちは、ヨガと呼吸法、畑とqueensalmon引きこもり(笑)で

 どうにか、こうにか、整えようとしている。

この、心を整える術を持っていなかったら・・・?と思うと、
見かけほど(笑)心の強くない自分は、少しゾッとする。
期末テストを、明日に控えた息子は、
ジャンベを叩きまくり、絶叫に近い感じで、2階の勉強をしていると思われる(笑)部屋で
楽しそうに歌っている。
何かいいな~くじけてないな~(笑)と嬉しくなる。
皆それぞれに、心を整え、リセットする手段を持ち合わせている。
それぞれに、違う自分の方法で、元気に頑張っている。
腹の立つ時は、適当に吠えて、膿を出しながら
前向きに、進むしかないな~
怒ってばかりいても、仕方が無いし、
起こっちゃいけないことが、起こってしまった今
そこから、どうするか・・・・だもんな~
怒り続けるのは、エネルギーを要するから、中々続かないけれど
今回は、怒る時にはしっかり怒らないと、と思っているので
出すべき時に、ペシャラないように、
うまくコントロールしていこうとも思っているところ(笑)


支援物資 [東日本大震災に思う事]

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出張で、世界中を飛び回っている友人から送られた、支援物資・・・

九州のものから、静岡のもの、中国、イタリア色々様々

送られて来た箱を開けて、見たことのない珍しいものを

一つ一つ手にとっては、家族中で盛り上がり、

食べてみて、またありがたいね~美味しいね~と盛り上がり

十二分に、心と胃袋を満たして貰いました。

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その中のひとつ、いかにも夫と私が好みそうな、精製されてないスパゲティ♪

夫が、アラスカへ発つ前日の、家族壮行会ディナーで、

これを使ったぺペロンチーノが食べたいと。

よしよし、これから、自炊(笑)になるわけだし、

もう何でもいう事聞いちゃうよ、好きなものだらけパーティにしようと。

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千葉の友人が、自分で釣ってすぐ漬け付けにして、冷凍して送ってくれた、飛び切り新鮮なイカを

「最後にソテーして、乗せてね~絶対オーバークックはダメダメ!!!」と厳しい夫。

そして、これまた送って頂いた名古屋産キャベツを、最後にゆでて一緒に。

ここまで、支援物資シリーズならばと、スパゲティも、沢山送って頂いたミネラルウォーターで

もったいないと思いながらも、調子に乗って茹でました。

人の情けのエキスもたっぷりで、当然ながら、いつもよりも

数万倍、美味しく感じた、晩ご飯でした。

夫は、身も心も満たし、自分のテリトリーでの仕事へ向けて、

翌日元気に、アラスカへ発ちました。

息子の「また、いつもの生活に戻るって事だね」という言葉が、

心にしみました。

去年一年は、特例でしたから・・・(笑)

またこの4ヶ月、それぞれが、色々気持ちを確認しながら、

それぞれに、やるべきことに集中できるので、

寂しいだけではなく、いい事もたくさんあります。

アメリカ入国の時に、別室で放射線量とか、きっと計られるんだろうな~と

発つ日の朝、気は心で、シューズの底を綺麗に洗ったりしていましたが

何もなく、すんなりと、入国したと、アラスカから電話がありました。

もう、彼の居ない日常です。


日常の中の現実 [東日本大震災に思う事]

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今や、世界中で知らない人はないほど、名を広めた

FUKUSHIMA

その中に、最近、計画的非難区域となった山木屋地区がある

川俣という町の一部にあり、そこで、ヨガ指導の依頼を受けて、先週行ってきた。

津波の被害を受けたわけではないので、全くいつもと変わらぬ

牧歌的な景色が続き、違うものがあるとすれば、見る側の気持ちなのだろう・・・

途中、田んぼには水がはられ、腰を曲げたお年寄りの人達が、

黙々と、少し遅れた田植えに励んでいた。

放射線量の低いところでは、色々考えた上、自分達の食べる分だけは作るという人

孫が居るから、今年は断念するという人、

食べるかどうかは、解らないけれど、取りあえずは、田植えは済ませて様子を見るという人

田んぼを見ていると、様々な人達の様々な思いが見えるようで、

いつもの、長閑な季節の風物詩である田植えの風景にも、複雑な思いがよぎった。

ここ数年、川俣町の保健センターという所で、ソーシャルワーカーの方々や、

お年寄りの方々対象の、町の健康教室の一環としてだったり、

お母さんと子供達だったり、婦人会の方だったりと、

様々な団体で、色んな形のヨガを指導するという機会を

与えて頂きました。

今回は、2回目のお年寄りの方対象の健康教室、平均年齢79歳、20人ほど。

しゃんしゃんしてる方も、膝が痛くて座れない方も、

立っているのが辛い方も、

脳梗塞を煩い、リハビリ中の方も、実に様々・・・

そんなわけで、イスを使って出来る簡単なヨガのポーズと

胸式呼吸を重点的にやることにしました。

皆さん、出来る範囲で、楽しんでいらっしゃいました。

私の住んでいる町よりも、ここはさらに原発問題が身近であり、

保健センター内にも、政府の災害対策本部というのが設置されており、

自衛隊の大きなトラックとも、3,4台すれ違ったりもしました。

参加者の方々からも、色々な生の話を聞くことができ、

感じることが沢山ありました。

大きな呼吸の練習をし、体もほぐれて、気持ちよかったと

終了時には、沢山の笑顔を見ることができ、

来てよかったな~と心から思いました。

自分の出来る事を、少しずつ、感じるままにやっていこうと思いました。


それぞれの支援活動 [東日本大震災に思う事]

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NGOのボランティア医療チーム Medics Worldwideの皆さん

彼らは、アメリカを拠点として、世界中の被災地に、いち早く飛び

迅速かつ献身的なサポートを行っているのです。

医療行為、医療物資の供給のみでなく、食料品や衣料品の調達

人の避難サポート、瓦礫の撤去作業・・必要とあらば、人力をも結集することができ

本当に素晴らしい活動をしてくれています。

メディアを通して、海外からの支援なども感動しながら見ていましたが、

実際身近に、こうして支援してくれている方々の姿を見ると、

本当に、心が動かされ、頭が下がる思いです。

毎日の重労働で、心身ともに疲れているであろうに、

本当に皆さん、陽気でタフ!

こういう活動は、いろんな意味で余裕がないと

長く続けていくのは、難しいのだろうな~と思います。

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震災当日、仕事で東京に居た夫が、ようやく4日後に、飛行機とバスを乗り継いで

帰宅した際に、福島空港で、彼らと出会い、基地から(国内にある米軍基地)被災地に

向かう時に、中継点として、我が家を使って貰うよう、話したとのこと。

夫なりの後方支援策として、出来る事をしたいとの思いもあったのだろうと思う。

最初に、立ち寄った時は、南相馬市から、東松島まで行く途中で、満潮になる前までに

現地に入らないといけないと、慌しい中での会話ではありましたが、

十分に、彼らの誠実さが伝わってきました。

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そして、先日、横須賀基地から、夜中の一時半頃我が家へ到着

いつも、寝袋か車の中で寝ている彼らに、夫が、せめても

体を伸ばして寝て貰おうと、夜な夜な、敷布団だけ物置から

運んできていたようでした(私は爆睡中)

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車の中には、沢山の支援物資が積んでありました。

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私は、温かな朝食を食べてもらおうと、エッグマフィンをつくりました。

皆、体が大きいので、ミニマフィンみたいだったけれど・・・(笑)

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マフィンをすごく喜んでくれたので、調子に乗って

ランチ用に、ベーグルサンドイッチを作りました。

カッコいいタフガイ達は、明るく元気に南相馬へ向かって行きました。

ありがとう~またいつでも立ち寄ってくださいね~


無邪気 [東日本大震災に思う事]

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放射能云々の、様々な情報が飛び交うなか

翻弄される子供達は、本当に可愛そう。

昨日、中学校のPTA総会があり

明確な学校側の説明を、聞きたいと願う親達で、会場は一杯だった。

校長先生は、放射線測定器をいつも持ち歩き、測定が日課となっているらしい(笑)

自分の住んでいる町よりも、この町は、数段数値が低く、毎日学校に来ると安心すると(笑)

数値も規定値を下回っているので、

外での体育も部活動も、再開する事を決めた事、一度中止の方向で進んでいた

修学旅行も、9月に延期ということで、スケジュール確保が出来た事など等・・・

ようやく、安心できる具体的な説明があり、ホッとした親も多かったと思う。

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部活動できずに、体をもてあましている息子や友人達は、

我が家で遊ぶ時は、放射線は、あんまり気にせず

外で、無邪気に、色々遊びを生み出し(笑)

体張って、本気で遊んでいました・・

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子供達の笑い声、追いかけたり、追いかけられたりしてる姿、

調子に乗ってるうちに、転んだり、怪我して泣いてる様子・・・

それが、町から暫く消えていたのは、やっぱりなんとも寂しく

不自然な感じがしていました。

やっぱり、この無邪気な、アホらしくも見える意味のなさげな

動きを見ると、大人も怒ったりしながらも、

知らず知らずのうちに、元気をもらえていたように思います。

さて、天気もいいことだし、畑行ってこようっと♪


移り変わり [東日本大震災に思う事]

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生まれた時からあった、我が家の近くの蔵・・・

小さい頃には、そこに何家族か住んでいて、

大きなタライで洗濯しているおばちゃんに、お菓子を貰ったり、

少し年上のお兄ちゃん達と、遊んだりしたのを覚えている。

パン屋さんもやってて、その前を歩くと、メガネをかけた知的な細身のお姉さんが、

クリームパンをくれたりするので、そこを通るのが楽しみだった(笑)

大きくなってからは、朝陽や夕陽を浴びた景色に、心が癒され

雪をかぶった時も、じーんときて、しばし見とれていたり・・

私の歴史とともに(大げさ?)いつもあった景色のひとつ

それが、今回の地震で、かなり危険な状況となり

取り壊しとなりました。

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クレーンを使って、簡単に壊されていく・・・・

一日で、あっという間にさら地になってしまった一つ目の蔵跡(右)

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これは、また別のお隣さんの蔵を解体しているのを、手伝っている息子・・・

蔵の中のものを、全部まず取り出していて、それを小さくして

軽トラで5,6回ゴミ収集所へ運ぶ作業を、夫が頼まれ、

息子が一日手伝っていました。

せっかくの土曜日なのに、久々にのんびりしたかったのに・・と

はじめはブーブー言ってたけれど、

我が家の洗濯場から覗いてみると、結構楽しんで張り切っていました。

一日フルタイムで手伝いをして、これで、今日は宿題できねえな~と

自分なりの、完璧な言い訳を見つけたようでした。

(手伝わなくても、勉強しないのに)

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アラスカでの生活では、ナタを使って、薪を割る・・とか

ログキャビンを作っていた時に、大きな木槌みたいなものが

その辺に転がっていたり・・・生活の中でそういう道具をみたり、

使っている人を見たりする機会があったので

いつの間にか、教えられなくても、見よう見まねで

使ってみたりしている息子が、面白くもあり、頼もしくもありました。

そうなると、「まっ片付けできなくても、制服すぐかけられなくてもいいかっ、

必要になったらできるはず・・」と思ってしまう甘い親です。

明日あたり、残りの蔵もすっかり取り壊され、さら地となるのでしょう・・

形はなくなっても、私の心の中には、沢山の蔵にまつわる思い出が残り

建物や人の生活を支えてきた土は、そこにずーっとあるんだと思うと

なんだか、大丈夫な気がして、元気がでてきました。


日々思うこと [東日本大震災に思う事]

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長く短かかった3月・・・

今年は庭の花達も、恐怖に縮こまっているのか

いつもより花を咲かすのが遅いように感じていた。

けれど・・・ちゃんといつの間にか、着々と準備をしていて

何事もなかったかのように、冬超えをした花達が

芽をだしたり、花を咲かせたりし始めた。

一瞬に美しく花を咲かせ、散り際もお見事なほど潔いモクレン

散ると地面に張り付いて、掃除が大変と嘆いていたけれど

今年は、ちゃんとこのタイミングで咲いてくれる事が、心からありがたい。

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冬の間、100%一度枯れたのに、こうして元気に咲いたビオラ達も、ようこそ~

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去年、家族の栄養源になってくれた野菜達も、こぼれ種から復活!!

ほったらかしにしていた花や野菜達、ちゃんと出てきてくれてありがとう~

 

新聞の大きな見出しに「原発危険レベル7」

そして続く震度5を超える余震への恐怖

野菜や牛乳、魚のみではなく、人にまで広がる風評被害・・

知り合いが、関東エリアのドライブインや、旅館などで、

「福島県人お断り」の張り紙を目の当たりにし、

悲しくなったという話を聞いた。

本当に一部の心無い人なのだろうけれど、忍耐強い、偉い、頑張れと

励ましの言葉を貰い、自分よりもひどい思いをしている人達が沢山居る、

命は助かったのだからと、自分自身に言い聞かせ、頑張ろうとしているのだけれど、

原発と風評被害に関しては、時々どうしようもなく、怒りの気持ちがこみ上げ、

真綿で首をしめられてるような、先の見えない不安感で心が折れそうになる・・

直接的に退避勧告とか受けてない私でさえも、そう思うのだから、

本当に直接その被害を受けている人の気持ちを思うと、腸が煮えくり返る。

忍耐強いと言われる東北の人達・・

前に進むためにも、怒りを溜め込まず、いっぱいいっぱいになった時には、

やっぱり声にだして、怒りを爆発させましょう・・・

そしてまた、一歩一歩進んでいきましょう~

私は、怒りが夫に向きそうだったので(笑)

軽トラ走らせ、畑に水菜とルッコラの種を撒きにいきました。

誰も居ない畑で、携帯の緊急地震速報の、あの恐怖心をあおる音が

鳴り響きましたが、家の中で聞くのとは全く違い、何の恐怖心も感じず

ものすごく違和感を感じ、滑稽な感じさえしてしまうほどでした。

さて、今日も、一つ一つ今自分のできる事をやろうと思います。


震災被害 [東日本大震災に思う事]

日常を取り戻しつつある今日この頃・・・

息子のパソコンにフォトショップをやっとインストールしたので

写真を編集し、今頃ですが、巨大地震の我が家の被害状況なぞを。

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Queensalmonも、落ちた落ちたあらゆる調理器具~

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自宅のキッチンの食器も、ものの見事に割れました~

びくともしないのが、やっぱりコレール!

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ジョニーのワークショップ

プロパンガスのボンベとかもあるし、危険そうな高価なマシンも色々

地震当日、東京へ行っており、数日間帰宅できずにいたので、

私達も、手をつけらずじまい。

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父の部屋

ここには写ってないけれど、お見事賞をあげたい程、

大きな本棚からすべての本が落ちて山積みに・・

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息子の部屋

もともと部屋の大きさに対して、ものが多すぎ、捨てられない性格

本に囲まれて暮らしたい父のDNAをもらっており

本だらけの部屋は、それはものすごいことに・・

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地震発生後、20分ほど経ったころ、近所で家事発生。

息子が写真を撮ってきた。

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なんだか、住み慣れた、のどかないつもの町とは程遠い景色・・・・

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裏手にある、ご近所の蔵も、土壁と瓦屋根が崩れ落ちていた。

この他にも、駐車場のコンクリートや、壁や、柱に亀裂が入ったり、

ドアの開閉がしにくくなったり、

食料物置で、色んな物が倒れたり、割れたりして

梅酒とキムチが割れて、一緒くたになって

ウメキムチができてしまっていたり(笑)

でも、こんなですんだ我が家は、壊滅的な被害を受けた所に

比べたら、まだまだ序の口です。

これを機に、もともと息子の春休みに計画していた

父と息子と私達夫婦の、3部屋交換作戦を実行しました。

それはそれは大変な作業でしたが、

息子の友達が毎日手伝いに来てくれて、

力仕事を受け持ってくれたので、大変たすかりました。

頼りになる年齢になってきている息子達を、頼もしく感じました。

ようやく、それぞれの部屋も落ち着いてきましたが、

広い部屋に移り、狭いところが好きな私は

まだなんとなく慣れずに、queensalmonに居ることが多いかな(笑)


日常 [東日本大震災に思う事]

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昨日から、休んでいた英語のクラスも再開。

くったくない子供達の笑顔、笑い声、大きな英語の歌声・・・・

救われるのは、実は、私達大人たち。

当たり前に毎日過ぎていた日常の一こまが、

こんなにも、大事な価値のある事だったんだなと再確認。

本当に、元気になり、エネルギーを貰えた気がする。

そして、こんな状況だからこそ、元気になれるように・・と

お誕生ケーキを注文してくださったり、

queensalmonはいつから、夜は大丈夫?職失ってしまい

皆で、送別会してくれるというので・・とか

町内会の役員会で、食事を頼みたい・・・とか

こんな状況下でも、日常の営みはちゃんと普通にあって、

そんな中で、必要とされている事をありがたく感じ、

まずは、私の役割を、しっかりちゃんとやっていこうと思いました。

 元気になれる人から、元気を取り戻し

その元気を上手く使い、元気エネルギーを

還元させていく事も、復興に向けての

小さなスタートだなと思うので、

私にできる事を、気づいた事から、

シンプルにやっていこうと思っています。


心に響く言葉 [東日本大震災に思う事]

朝日新聞の、「天声人語」の記事に、心打たれたので

そのまま、引用させてもらいます。

英国16世紀フィリップ・シドニー卿についての話・・・

彼は、文武両道に秀でた高貴な人物。

スペインとの戦争に従軍して、足に重症を負った。

戦場から後方へ送られる途中、

あまりの喉の渇きに水を求めた。

手にした水筒を口に当てようとした時、

瀕死の一兵士が、じっと見つめているのに気づき、

自分は飲まないまま、水筒を手渡して言った。

「汝の必要の方が大きい」

奪い合えば無くなるものを

分け合えば足り、譲り合えば余る。

それぞれの便利や快適を、少しずつ削って、

差し出しあう意識が、いよいよ大事になる。

と結ばれていた。

今日本が、こんな状況だから、余計に

心の奥底まで、染み渡った。

ここまで、思い知らせられないと、

心から、それを感じる事は出来なかった自分も悲しいけれど、

ここで気づかせて貰えた事に感謝し、

分け合う、譲り合うが、当たり前になるように

日々暮らしていこう~と感じた言葉でした。


近況報告 [東日本大震災に思う事]

我が家の片付けも、目鼻がついてきたので、

昨日職場のスタッフSと、町にある二つの避難所施設を訪ねてきた。

情報が手に入りにくく、何を必要としているのか、何が出来るのかを

現場で直接聞いてくるのが、一番早いかなと・・・

避難所に行ってみると、テレビで見るそれとは違っていた。

報道されている避難所、リーダーが居て、非難した人達が自ら

立ち上がり、生き生きと頑張ってる・・・

無邪気な子供達の笑い声に救われ笑顔が連鎖・・・

そういうシーンは、きっと、瞬間瞬間に見られるもので、

継続される空気ではないんだろうなと感じた。

そして、一つ一つの避難所で、どういう状況で非難してきたか

どういう人が居るかでも、雰囲気も違ってくるのだろうなとも。

避難所の中に入ってみたけれど、誰か中心になって仕切り役の人が

居るわけでもなく、話を聞きたいのですがと聞いてはみたものの、

よく解らないと言われ・・・・

通りかかった、ボランティアの高校生に話を聞いてみると

町の福祉協議会の事務所で登録してここにきたと。

すぐに今度は、その事務所に行ってみたが、

事務局の人が一人で、忙しそうに電話対応をしているところだった。

暫く待ち、話を聞く事ができたのだけれど、

事務局サイドも、実のところ、色んなことが把握できてないとの事だった。

ボランティア登録をしてもらい(保険の関係で)

後は、どちらかに行って貰って、出来る事を自分の判断でして貰う

人手はかなりの数あるので...今それをまとめようとしているが

ガソリンもないし動けない、非難している人達も、ここからもっと遠いところで

受け入れて貰えれば、そちらに行くだろうから、

今はっきりした事は、何も言えない・・・と

例えば、子供達の勉強をみてあげるとか

大人達には、コーヒーを飲んで体を休める場所を提供するとか・・・

自分達に出来そうなことを聞いてみたけれど

役所管轄の場合、そういう事は、なんともこちらでは言えない・・・と

何とも解りにくい状況の説明を理解しようとしながら、

とり合えず、ボランティア登録はせずに帰宅。

そして避難所を自分の目で見て、役所の方の説明を聞いて

自分が感じた本能的なものに、従おうと思っています。

自分達の出来る事は、また違うものだと思いました。

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今日は、仕事も出来ず、非難家族を受け入れたり、

家族の世話で、頑張りながらも、煮詰まり気味の大事な職場スタッフと、

職場の片付けも兼ねて、パスタランチをしながら

今後の事を話し合おうと思っています。

元気のいい我々が、出来る事は、やっぱり元気になって

元気エネルギーを発信する事だと思うので。

私達は、命も助かり、家族も、家も仕事も失っていない。

だから頑張らなければと思っているけれど、

原発問題で、仕事も出来ない、風評被害でこれから

失う事になるであろう莫大なものへの不安と恐怖

と戦わなければなりません。

本当に道のりは、果てしなく長い・・・

色んな気持ちと戦いながら、今回味わった命の大切さ、

人の情け、感謝、ライフラインのありがたさを忘れず、

出来る事から

一つ一つやっていこうと思っています。


近況報告 [東日本大震災に思う事]

一昨日水が通り、ライフラインはこれで全て復旧しました。

この状況下、不眠不休で復旧作業に関わってくれてる皆様に

心から感謝します。

避難所生活を続けている被災者の方々に、申し訳ない気持ちでしたが

一週間ぶりのお風呂を、ありがたくありがたく楽しみました。

どれだけ、水を当たり前と思って使っていたのか・・・

本当に目を覚ませという事なんだと、受け止めて

お風呂に入る時も、「早く早く、間おかないでさっさと順番に入るよ~」と

当たり前にしていた、小さい頃の生活を思い出し

心の底から反省しました。

電気が通った時の喜び、水が使えるありがたさを肝に銘じ

まだまだ大変な生活をしている被災者の方々を思い

できるだけ無駄な電気や水を使わずに、自分の出来る事を

やっていこうと思っています。

仕事スタッフとも、どういう形で、自分達が何を出来るかを

色々と考えているところです。

スタッフの中には、相馬市から非難してきた家族を、受け入れている者も居て

慣れない生活で、ストレスも互いにたまり、上手くリセットしようと

歩いて娘さんと来てくれて、片付けを手伝ってくれながら

合間に、非常食用(笑)のパンを沢山焼きました。

出来上がった頃には、もう夕方、今日は美味しいシチューを作ろう!!と

元気がみなぎり、歩いてまたお家に帰って行きました。

娘と二人で町を歩く事も、一緒に時間をこんなに使う事もないから

大変な状況でも、楽しいんだ~ニコニコと手を振りながら~

皆が、特に女の人達の憩える場所になるようにと、夫にリフォームしてもらった

Queensalmonカフェ・♪

自分の出来る事・・明確になりつつあったものが、もっとクッキリと明確になってきています。

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電気が通り、張り切って、Queensalmonを片付け、

オーブンも使える事を確認!

被災前に、たまたま、まとめて注文した25キロの強力粉を開封し

毎日パンを焼いて、ご近所に配ったり、

手伝いに来てくれる息子の友達や、食料や生活物資を見つけては、

並んでまで買ってきてくれる友人や、大事なわがスタッフと一緒に

食べたりしています。

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大変な状況でも、毎日沢山の感謝の気持ち、温か心の連鎖に触れながら

頑張るぞ~という気持ちがみなぎっています。

今日も、一日自分のやれる事を、考えながら動こうっと。

 


東北関東大震災 [東日本大震災に思う事]

ご心配下さった皆様、幸い私達は皆無事です。

体験した事のない恐怖感を味わいました。

今朝方やっと、電気が通り、電話も時どき通じるように・・・

水は、息子と配給所まで、貰いに行っています。

被災してから、初めてTVで見た現実

言葉を失い、胸が痛みます。

家の中はメチャメチャですが、命がある事に感謝です。

そして、この大変な時に、救済や、支援に関わってる方々に

頭が下がります。

命が助かった事に、感謝し、自分に出来る事はなんだろうと

ろうそくの生活の中で、考えていました。

私のパソコンは、破壊されてしまったので、

古い、息子の使っているものを、今借りています。

とり合えず、元気ですという事を、お伝えしたいと思いました。

毎日少しづつ、片付けをしていても、

絶え間なく起こる余震に、まだまだ油断ならない状態です。

こんな、大変な状況では、ありながら、大事な事が明確になり

人の情けに心が温かくなり、感謝の気持ちも沢山味わっています。

皆様も、どうぞお気をつけてお過ごしください。

ありがとうごさいました。


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